コラム「ベージュ考察①」

ベージュは元々フランス語で、今は英語化しています。漂白していない羊毛の色から名付けられました。最初は繊維の色に名付けていましたが、現在はあらゆる色に用いられていますね。白茶を含む灰みの茶のごくうすい系統を広く指しています。

つまり、「橙〜黄みを帯びた色みであり」「ややグレイみを帯びていて」「明るい色」の三拍子が揃うとベージュということになります。

もともと羊毛の色だけに、私たちの皮膚の色にも、自然の物の色にもよく溶け込むみ色です。