太陽から地球に向けて放射される、エネルギーを放射エネルギーあるいは電磁波という。地球に住む、すべての生物にとって命の源でもある。
私たちは、このエネルギーの一部を光として感じ、色として愛でる脳を持つ。
さて、電磁波とはそもそも何ぞや。
大海原に押し寄せる波のように
電磁波とは・・・
電気と磁気の両方の性質を持ちながら進む波のこと。
(広辞苑)
文字通り電磁波は「波」として地球に届いている。
まさに、大海原に遠くから波が押し寄せるように、太陽から地球に降り注ぐエネルギーの波が電磁波である。
波は、大きな波から小さな波まである。その波の大きさ、つまりそれをと呼ぶが、
この波長の大小が、大きな問題だ。具体的に電磁波とは、見える光(つまり色)、見えない光(紫外線と赤外線)、テレビやパソコンなどの電波、電子レンジのマイクロ波・・・等のことであるが、違いはただ、波長が異なるだけである。
これらのほとんどは眼に見えず、察知することも出来ない。
携帯電話の電波が飛び交っていたり、テレビのリモコンから赤外線が飛んでいても意識せずに生活している。レントゲンでX線を浴びてさえピンとこないのは、見えないからである。
しかし唯一、見える電磁波がある。(つづく)
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