お知らせ「色彩検定とカラーコーディネーター試験」

今日は、色彩(カラー)の資格試験のプチ情報をお届けします。色彩の資格(カラーの資格)は1つではありません。

 

主なものに、

「色彩検定」と「カラーコーディネーター検定」があります。

この2つの検定試験は、まったく違っていて、紛らわしいので、注意が必要です。

 

色彩検定を受けようと思って、書店で参考書を買いに行ったが、間違えてカラーコーディネーター検定試験の参考書を買ってしまったり、

 

カラーコーディネーター検定の公式テキストを買ったけど、難しくてよくわからないので、その解説本のつもりで、書店で新たに、色彩検定の問題集を買ってきてしまった。

勉強を始めると

「この問題集は、古い!全然、公式テキストと違う!」と書店にクレイムを言ったり、

 

しかも、書店の定員さんも、詳しくは知らないので、余計に混乱したり、、、、とても、よくあるケースです。

 

 

***

 

つまり、

 

「色彩検定」と「カラーコーディーター検定」はまったく違います。

 

大型書店では、色彩検定の本は「色彩検定のコーナー」に、

カラーコーディネーター検定の本は「カラーコーディネーター検定」のコーナーに並んであります。

小さな書店ならば、同じ棚に隣り同士に置いてあります。

 

◯色彩検定関連本は、表紙のタイトルに「色彩検定」あるいは「色彩能力検定」の文字がついています。

 

◯カラーコーディネーター検定の関連本は、表紙のタイトルに「カラーコーディネーター」の文字がついています。

 

 

では、どう違うの? 

どちらを受ければよいのか?

 

***

どう違うのか??

「タイトルのイメージとは反対」と覚えておきましょう。

 

◯「色彩検定」のタイトルは、漢字4文字で、堅そうなイメージですが、こちらはデザイン的、ファッションや配色にも重きを置いています。

 

一方、

◯「カラーコーディネーター」のタイトルは、カタカナなので、デザイン的なのかとイメージしますが、色の物理学的な事も多く、少し理科系的で、硬い内容です。

 

 

「色彩検定、色彩能力検定」は、元々、服飾業界が立ち上げた資格試験で、今は文部科学省後援。

 

「カラーコーディネーター検定」は、東京商工会議所が主催しています。

 

ただし、出題傾向については、互いに影響をしあい、色彩検定でも、眼の構造とか、色の物理的な事柄も出題範囲になっています。

 

***

どちらを受ければよいのか? については、

→(つづく)

 

また、e色彩学校の電子書籍ならびに、紙の書籍はすべて

色彩検定の範囲に基づいています。