今日は、色彩(カラー)の資格試験のプチ情報をお届けします。色彩の資格(カラーの資格)は1つではありません。
主なものに、
「色彩検定」と「カラーコーディネーター検定」があります。
この2つの検定試験は、まったく違っていて、紛らわしいので、注意が必要です。
色彩検定を受けようと思って、書店で参考書を買いに行ったが、間違えてカラーコーディネーター検定試験の参考書を買ってしまったり、
カラーコーディネーター検定の公式テキストを買ったけど、難しくてよくわからないので、その解説本のつもりで、書店で新たに、色彩検定の問題集を買ってきてしまった。
勉強を始めると
「この問題集は、古い!全然、公式テキストと違う!」と書店にクレイムを言ったり、
しかも、書店の定員さんも、詳しくは知らないので、余計に混乱したり、、、、とても、よくあるケースです。
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つまり、
「色彩検定」と「カラーコーディーター検定」はまったく違います。
大型書店では、色彩検定の本は「色彩検定のコーナー」に、
カラーコーディネーター検定の本は「カラーコーディネーター検定」のコーナーに並んであります。
小さな書店ならば、同じ棚に隣り同士に置いてあります。
◯色彩検定関連本は、表紙のタイトルに「色彩検定」あるいは「色彩能力検定」の文字がついています。
◯カラーコーディネーター検定の関連本は、表紙のタイトルに「カラーコーディネーター」の文字がついています。
では、どう違うの?
どちらを受ければよいのか?
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どう違うのか??
「タイトルのイメージとは反対」と覚えておきましょう。
◯「色彩検定」のタイトルは、漢字4文字で、堅そうなイメージですが、こちらはデザイン的、ファッションや配色にも重きを置いています。
一方、
◯「カラーコーディネーター」のタイトルは、カタカナなので、デザイン的なのかとイメージしますが、色の物理学的な事も多く、少し理科系的で、硬い内容です。
「色彩検定、色彩能力検定」は、元々、服飾業界が立ち上げた資格試験で、今は文部科学省後援。
「カラーコーディネーター検定」は、東京商工会議所が主催しています。
ただし、出題傾向については、互いに影響をしあい、色彩検定でも、眼の構造とか、色の物理的な事柄も出題範囲になっています。
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どちらを受ければよいのか? については、
→(つづく)
また、e色彩学校の電子書籍ならびに、紙の書籍はすべて
色彩検定の範囲に基づいています。
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