マンセルやPCCSでは光の色を表示できませんが、XYZ表色系はすべての色を表示できます。基本的な成り立ちは混色の理論に基づいており、XYZ表色系のXYZはそれぞれ色光の三原色RGBに相当します。
大文字のXYZについて
R赤が多いとXの値が大きく、G緑が多いとYの値が大きく、B青が多いとZの値は大きくなります。このことを頭にたたきこみましょう。
小文字のxyzについて
小文字のxyzは大文字XYZのそれぞれの比率です。x＋y＋z＝１です。
つまり、xの値が大きいと赤みが増し、yの値が大きいと緑みが増し、zの値が大きいと青みが増します。
このxを横軸、yが縦軸にした図が色度図です。横軸xの値が大きい右の方には赤、yの値の大きい上の方は緑ですね。
中心あたりは白色点という無彩色です。
ここまでの基本をよく理解しましょう。
