色彩検定2級問題「スプリットコンプリメンタリー配色」

スプリットコンプリメンタリー配色として最も適切なものを、①②③④からひとつ選びなさい。

 

参考

※スプリットとは分裂の意味。

※コンプリメンタリーとは補色の意味。

 

 

 


【解説】

 

スプリットコンプリメンタリーは、直訳すると「分裂補色」になります。

基本的には「補色配色=コンプリメンタリー配色」ですが、

補色の一方が、1色ではなく、2色に「分裂=スプリット」している色の組み合せです。

 

補色配色(色相にコントラストがある)の性質と、

類似配色(色相に類似性がある)の2つの面を持っています。

 

例えば、赤と青緑は補色配色ですが、その補色の1つ「青緑」を「青と緑」に分けて(分裂=スプリット)します。

つまり「赤と青と緑」の配色がスプリットコンプリメンタリー配色になるという具合です。

 

さて、上記の①〜④を見てみましょう。

 

オレンジ色(v5)と青(dp18)は補色同士になりますね。

そして「青」を「紫みの青」と「緑みの青」に分裂(スプリット)した

「オレンジ色、紫みの青、緑みの青」はスプリットコンプリメンタリー配色になります。

 

②青dp18と橙v5の補色配色です。グレイには色相は無いので、ここでは考慮されません。

 

 

③青dp18と青dk18と橙v5の補色配色です。 

 

④青と赤は対照色相配色です。

 

 

 

【答え】

①スプリットコンプリメンタリーです。