色彩検定3級問題「角膜と水晶体」

【問題】

次の(A)-(B)にあてはまる最も適切なものを、それぞれ①②③④からひとつ選びましょう。

 

 

眼は角膜と水晶体という2枚のレンズを持っているが、光の(A)のほとんどは角膜がうけもち、水晶体はその(B)を変えることで焦点合わせの微調整をうけもっている。

 

 

(A)

①反射

②屈折

③透過

④分散

 

 

(B)

①距離

②角度

③丸み

④深さ

 

 

 

【解説と答え】

 

繰り返し出題されている基本問題です。タイトルの2001年の試験というのも誤植ではありません。

 

 (A)

②屈折

 

屈折とは、光が他の媒体(空気中を通っていた光が眼の中に入るのですから、媒体が変化したことになります)を通るときに、向きを変えることです。

近眼治療レーシックでは、この角膜での屈折率を変化させることで、網膜というフィルム上にちょうと焦点合うようにします。

 

 

(B)

③丸み

水晶体の丸みを変えることで、焦点合わせの微調整を行っています。

つまり、光の屈折は主に角膜が受け持ち、水晶体がその微調整を行っているのです。

 老眼は、加齢により水晶体が硬くなってしまって、丸みを変えることができなくなることです。そのため老眼治療では、角膜ではなく水晶体そのものを人工の物に取り替えることがなされています。

 

問題の答えをまとめると・・・

 

 眼は角膜と水晶体という2枚のレンズを持っているが、光の(屈折)のほとんどは角膜がうけもち、水晶体はその(丸み)を変えることで焦点合わせの微調整をうけもっている。