色彩検定3級「インテリア」

【問題A】

次のベッドルームの色彩について、不適切な説明を次の①〜④から1つ選びなさい。

①落ち着きのある色彩が使われている。

②床の明度を低めに抑え、安定したイメージとしている。

③植物のグリーンがアクセントカラーとなっている。

④対照色相の調和による配色によって、穏やかなイメージとなっている。

【解説A】

以下、適切な文に◯をつけ、誤りの文に×をつけてみると、

①落ち着きがある(◯)

②床は暗めの色=明度が低い。床→壁→天井と次第に明るい色=安定したイメージ(◯)

③ブラウン系(オレンジ)やオフホワイトに囲まれて、植物の緑は、アクセントカラー(◯)

④対照色相配色は、穏やかなイメージにはなりにくい、このベッドルームには、対照色相が使われていない(×)

 

対照色相のインテリアの配色は一般に、まとまり感よりも、変化を感じさせる。

 

【答えA】

④が不適切。


【問題B】

次のリビングルームの色彩について、不適切な説明を次の①〜④から1つ選びなさい。

①インテリア要素の色相は、対照色相配色となっている。

②インテリア要素の色相は、対照トーン配色となっている。

③インテリア要素の色相は、類似色相配色となっている。

④ベースカラーはホワイトである。

 

【解説B】

ぱきっとした印象がある。

このインテリアの配色は対照色相、対照トーン配色である。

 

①色相は黄×濃紺で対照色相(◯)

②トーンは明るい色と暗い色で対照トーン配色(◯)

③黄と類似色相配色にあたる橙系や緑系の色相が見られるない(×)

④白タイルの白がベースになっている(◯)

 

 

【答えB】

③が不適切。

 


【問題C】

次のリビングダイニングの色彩について、不適切な説明を次の①〜④から1つ選びなさい。

①ソファとダイニングチェアの素材は異なるが、色彩で統一感に配慮している。

②配色の方向性は「変化の調和」である。

③リビング部分とダイニング部分とで色彩イメージを同じにしている。

④類似色相配色により、穏やかなイメージとなっている。

 

 

【解説C】

①素材は藤などカジュアルな素材で統一感あり(◯)

②穏やかな色彩でまとめられ、オレンジ〜黄にかけての同系色相配色。つまり、変化の調和ではない(×)

③リビングルームとダイニングが一室に見えるように、同一のイメージで統一されている(◯)

④テーブルの色はオレンジ系、椅子やソファは黄色系と、類似色相になっている(◯)

 

【答えC】

②が不適切。