色彩検定3級基礎問題「光と色」

 

下の【A】【B】【C】にあてはまる最も適切なものを、それぞれ①②③④から1つ選びましょう

 

■物体の色を見るということは【A】の三要素が揃ってはじめて成り立つ。

 

語群A

①光源、照明、視覚

②光源、物体、視覚

③照明、視覚、眼

④物体、視覚、眼

 

 

 

■光を通す物体、つまり透明な物体に光が当たると、主に【B】光が眼に入って色を感じる。

語群B

①反射した

②散乱した

③透過した

④吸収された

 

 

 

■光は電磁波の一種で、電磁波は波長の長さによって分類され、波長の長さの違いによって利用分野や呼び方がかわる。例えば、暖房に利用される赤外線の波長は【C】よりも短い。

 

語群C

①紫外線

②可視光線

③エックス線

④ラジオ電波

 

 


 答え

【A】②光源、物体、視覚

【B】③透過した

【C】④ラジオ電波

 

 

物体の色を見るということは、【A②光源、物体、視覚】の三要素が揃ってはじめて成り立つ。光を通す物体、つまり、透明な物体に光が当たると、主に【B③透過した】光が眼に入って色を感じる。光は電磁波の一種で、電磁波は波長の長さによって分けられ、利用分野や呼び方がかわる。例えば、暖房に利用される赤外線の波長は【C④ラジオ電波】よりも短い。

 

 

 

 

解説【A】

色を見るには、見つめられる【物体】と、見つめる【目】、それを照らす【光源】が必要で、これを視覚現象の三要素という。

①光源と照明がダブっていて×。

③④視覚と眼がダブっていて×。

 

 

 

解説【B】

透明な物体とは、透過色のこと(例:コップに注いだビールの色)。

もし、不透明な物体ならば、反射した光が眼に入る。

 

透過色・・透過した光が眼に入る。

物体色・・反射した光が眼に入る。

 

 

解説【C】

赤外線よりも波長の長い電磁波を選ぶ。波長の短いものほど、人体には有害であることからも、紫外線やエックス線は×。

 

赤外線は、可視光線よりも波長が長い。