色彩検定3級問題「ファッション配色」

【問題A】

この写真に関する記述として、最も適切なものを、①②③④からひとつ選びましょう。

 

①グラデーション配色である。

②同系色の配色である。

③対照色相配色である。

④同一トーン配色である。

 

 

【問題A】の解説

 ①グラデーション配色は、段階的に色が変化していくものだが、この写真は、そうではなく×。

②赤、ピンク、暗めの紫系であり、同一、類似色相で揃えた同系色相であり◯。  

③全体を支配するのは赤っぽい色みばかりで、対照色相配色ではなく×。

④濃い色、薄い色と、色調は様々なので、同一トーン配色ではなく×。

 

 

【問題A】の答え

②同系の配色である。


【問題B】

この写真に関する記述として、最も適切なものを、①②③④からひとつ選びましょう。

 

①色相のドミナントの配色である。

②色相に共通性がある配色である。

③色相に対照性がある配色である。

④補色色相によってつくられた配色である。

 

 

【問題B】の解説

①色相のドミナントとは、色相「が」支配されている配色のことで×。

②オレンジと紫色であり、色相に共通性はなく×。

③オレンジと紫色であり、色相に対照性があり◯。

④ぱっと見て、色相のコントラストが強烈な配色だが、補色ではない。トップスはオレンジの5番。ボトムは紫の22番である。

オレンジの補色は青(色相番号18)であり、

紫の補色は黄緑(色相番号10)である。

この配色が度肝を抜く、派手さなのは、色相のコントラストだけではなくて、この2色が補色ではなく、こってりした暖色の仲間であることも理由の1つである。

補色ならば、暖色と寒色(橙と青)

あるいは、中性色同士(緑と紫)

類似トーンとは似た色調のこと。この写真は、濃淡の差を感じるので×。

 

 

【問題B】答え

色相に対照性がある配色である。