色彩検定2級問題「インテリアの配色」

【問題A】

このリビングの色彩について、最も適切なものを①②③④から2つ選びましょう。

 

①全体は、類似トーン配色でまとめられ、対照トーンがアクセントカラーとして用いられている。

②床面の明度が低く、落ち着いたイメージとなっている。

③自然光を十分に取り入れ、明るく、色の見え方が自然な空間となっている。

④壁・床・天井の基調色は中彩度色で構成されている。

 

 

【解説A】

北欧スタイルの、明るくスッキリとしたインテリアです。

①明るめのグレイみを帯びた色調でまとめられている一方、暗めの椅子で明度差があり、ビビッドな黄色のクッションで彩度差がありと、適度に対照トーンのメリハリが効いています。

配色は、類似性と対照性のほどよいバランスが大事だとわかるインテリアの例です。

 

②明度が低い=暗い色。この北欧スタイルとは合致しない。

③床・壁の色が明るいので、外からの光が十分に反射し、自然な空間になる。

④中彩度色=彩度が中位

インテリアの色彩は「低彩度」が主流。中彩度は、インテリアとしては彩度が高め。このスタイルとは合致しない。

 

 

 

【答えA】

①と③ が適切。



【問題B】 

インテリアの「床の色」×「ソファの色」の説明として最も適切なものを①②③④から1つ選びましょう。

 

①対照色相・対照トーン配色

②対照色相・類似トーン配色

③類似色相・対照トーン配色

④類似色相・類似トーン配色

である。

 

【解説B】

床は暗めのブラウン、壁はオフホワイト、ソファはブルー系、クッションは芥子色。

 

【答えB】

②対照色相・類似トーン配色