色彩検定2級まとめ③『印刷と色再現』

印刷の技術(2級)

□印刷の方法は主に4つある。

□平版印刷(へいはん)=オフセット印刷

□凸版印刷(とっぱん)=活版印刷

□凹版印刷(おうはん)=グラビア印刷

□孔版印刷(こうはん)=シルクスクリーン

 

 

平版印刷(オフセット印刷)

□現在の印刷のほとんどはオフセット印刷である。

□オフセット印刷は平版印刷である。

□平版印刷は「へいはんいんさつ」と読む。

□オフセット印刷の色再現にはプロセスカラーが用いられる。

□プロセルカラーはCMYKの4色である。

□CMYは色料の三原色である。

□Cはシアンインキ(青緑)のこと。

□Mはマゼンタインキ(赤紫)のこと。

□Yはイエローインキ(黄)のこと。

□Kはブラックインキ(黒)のこと。

□現在、新聞はすべてオフセット印刷である。

□オフセット印刷=平版印刷である。

□版面全体を水でしめらせて、そこのインキをのせ、インキをゴムローラで転写する方法である。

 

 

凸版印刷(活版印刷)

□凸版印刷は「とっぱんいんさつ」と読む。

□最も古い印刷技術である。

□活版印刷(かっぱんいんさつ)ともいう。

□凸版部分にインキをのせて、紙に押し付ける。

□かつて新聞の印刷は凸版印刷だった。

□かつて新聞の印刷は活版印刷だった。

□文字の部分が凹み、趣きと高級感が出る。

 

 

凹版印刷(グラビア印刷)

□凹版印刷は「おうはんいんさつ」と読む。

□かつてグラビア写真は凹版印刷が多い。

□グラビア印刷ともいう。

□凹版部分の溝にインキを詰める。

□溝の深さによって諧調が再現されるので、写真印刷に適している。

□高精度な写真印刷に向いていたため、グラビア印刷と呼ばれた。

□現在も写真ページをグラビアと呼ぶのはそのため。

□現在、写真の印刷はほとんどオフセット印刷である。

 

 

孔版印刷(シルクスクリーン)

□孔版印刷は「こうはんいんさつ」と読む。

□孔版印刷はシルクスクリーンと呼ばれる。

□孔版印刷はインクが通る孔(あな)と、通らない孔をつくる。

 

□布やガラスなど紙以外の印刷に使われる。