色彩検定2級「インテリア色彩」

【問題A】
ベースカラーについて
最も適切な記述を1つ選びましょう。

1.
どのような住宅でもオフニュートラルや低彩度色などの個性が強くない色が適している。
2.
床、壁、天井など、視空間の3割以下とすることが目安とされている。
3.
インテリアの配色の中心であり、全体のイメージを左右する背景色となる。
4.
ソファーやカーテンなど、容易に取り替えることのできる部位に使用する。




【答えA】
3.

【解説A】
ベースカラーは基調色という。
・床・壁・天井など、視空間の半分以上を占める。
・また、色を変更しようとする場合、個人ではなく、施工が必要になる箇所という意味も持っている。つまり、ベースカラーは容易に取り替えることはできない。
・そのため、ベースカラーは、一般住宅ではオフニュートラルや低彩度色が一般的である。



【問題B】
アソートカラーについて
最も適切な記述を1つ選びましょう。

1.
ベースカラーとアクセントカラーの間を取りもつ色である。
2.
床はアソートカラーである。
3.
空間全体の8割程度の面積にするのが目安である。
4.
一般的にはっきりとした色が使われる。




【答えB】
1.



【解説B】
アソートカラーは配合色ともいう。
・ベースカラーとアクセントカラーとの間を取りもつ色である。
・床は普通はベースカラーであることが多く、場合によっては、アソートカラーである場合もある。
・ベースカラーの次に面積が大きい。



【問題C】
アクセントカラーについて
最も適切な記述を1つ選びましょう。

1.
カーペットやカーテンなど、面積の広い部分のことである。
2.
比較的はっきりとした色を使うことにより、個性的なイメージを付加することができる。
3.
空間全体の3割程度の面積にするのが目安である。
4.
目を引きやすいため、インテリア空間の中で背景となる色である。




【答えC】
2.

【解説C】
アクセントカラーは強調色ともいう。
・ソファやクッション、インテリア小物など、容易に取り替えられる小さな面積の使用する。
・比較的、はっきりとした色を使うことにより、部屋全体を引き締めたり、活気づけたり、季節感を演出するなどの効果がある。
・面積は1割以下に抑えるのがよいとされている。