色彩検定3級「PCCSの基本」

【問題A】━━━━
PCCSは【A】カラーコーディネートの略称である。

【語群A】
1.パーソナル
2.プラクティカル
3.パーフェクト
4.パリ


【答えA】
2.プラクティカル

【解説A】
プラクティカルはPractical(実践的な)の意味。
トーンの概念があるので、「色を見る→すぐ記号化できる」ことが実践的。
一方、色の三属性表示では、色相・明度・彩度の3つを言い当てることは至難。


【問題B】━━━━
PCCSは日本色彩研究所が開発し【B】を考えるのに適し、日本色研【B】体系という。

【語群B】
1.彩色
2.配色
3.混色
4.調色


【答えB】
2.配色

【解説B】
PCCSはカラーシステムではなく、カラーコーディネートシステムである。
産業界ではマンセル表色系が用いられるが、日本の美術教育界では、より実践的ですぐに役立つPCCSを作成した。
学校の美術で色彩を学んだ人は、このPCCSを学んだはずである。




【問題C】━━━━
PCCSにおける三属性表示で、2:R-4.5-9sは赤の【C】に当たる。

【語群C】
1.純色
2.明清色
3.暗清色
4.中間色


【答えC】
1.純色


【解説C】
9sは最高彩度なのでビビッドトーン。ほぼ純色である。




【問題D】━━━━
2:R-4.5-9sをトーン記号と色相番号で表示すると【D】となる。

【語群D】
1. b6
2. v2
3. dp2
4. p2  


【答えD】
2.v2


【解説D】
ビビッドトーンの2番
2:Rで色相暗号2番のRed
9sでビビッドトーンだとわかる。



***


【まとめ:A〜D】

PCCSは【A:プラクティカル】カラーコーディネートの略称である。
PCCSは日本色彩研究所が開発し【B:配色】を考えるのに適し、日本色研【B:配色】体系という。
PCCSにおける三属性表示で、2:R-4.5-9sは赤の【C:純色】に当たる。
2:R-4.5-9sをトーン記号と色相番号で表示すると【D: v2 】となる。