色彩検定3級「色名」

【問題A】

色料の三原色の1つでイタリアの地名に由来する赤紫。

【語群A】

1.バーミリオン

2.スカーレット

3.シアン

4.マゼンタ

【答えA】

4.マゼンタ

【解説A】

イタリアのミラノ近くの地名。当時、鮮明なフクシンという赤色染料が発見され、その染料についた色名。

【問題B】

人参の色に由来する色名。赤毛のことをさすこともある。

【語群B】

1.キャロット

2.アイボリー

3.キャメル

4.ブロンド

【答えB】

1.キャロット

【解説B】

キャロットオレンジともいう。

【問題C】

花の色からきた色名で、かつて大判小判のお金のことを言っていたことがある。

【語群C】

1.黄金色

2.支子色

3.山吹色

4.刈安色

【答えC】

3.山吹色

【解説C】

山吹色の小判という表現がある。

色相は7番(赤みの黄)。

支子色は「くちなし色」と呼ぶ。優しい黄色。

刈安色は「かりやす色」と呼ぶ。やや緑がかった黄色。

【問題D】

かつて英国の軍服の色であったが、もともとは塵やほこりという意味の色名である。

【語群D】

1.ゴールド

2.カーキ

3.柿色

4.オリーブ

【答えD】

2.カーキ

土ほこりの色に近いため、迷彩色となり、日本の軍服の色にも用いられた。

【問題E】

日本語では駱駝色(らくだいろ)のことだが、その駱駝の毛に由来する色名である。

【語群E】

1.キャメル

2.ベージュ

3.アルパカ

4.セピア

【答えD】

1.キャメル

【解説D】

2.ベージュは羊毛の色。

4.セピアはイカスミの色で焦茶色。

 

 

 

以上、2001年に実際に出題された問題です。

ここ10数年、色彩検定試験の傾向は変化していません。

基本を押さえておけば、必ず、合格できるでしょう。