色彩検定2級「配色」問題




<問題(全文)>
次の【A】〜【 J 】の空欄に当てはまる最も適切な語句を記入しましょう。

多色配色に統一感を与える配色技法の基本は、「色み」でまとめるか「トーン」でまとめることを考えればよい。
前者の方法はドミナント【A】配色、後者の方法はドミナント【B】配色というが、ドミナントとは【C】という意味である。
色みでまとめる配色技法の仲間としては【D】配色があるが、この配色はできるだけ明度差をとった方がよく、一般的には同系色相の【E】配色といわれる。
色調でまとめる配色技法の仲間としては【F】配色や【G】配色、【H】配色があるが、【F】配色の基本は同一トーンで選択し、【G】配色は中明度・中彩度の【 I 】色調のみで組み合わせて配色をする。
【H】配色は色相・【 J 】が近似しているもので、曖昧な配色効果となる。







<答えA-C>
前者の方法はドミナント【カラー】配色、後者の方法はドミナント【トーン】配色というが、ドミナントとは【支配的な】という意味である。

<解説A-C>
ドミナントカラーの「カラー」とは色み(色相)のこと。



<答えD-E>
色みでまとめる配色技法の仲間としては【トーンオントーン】配色があるが、この配色はできるだけ明度差をとった方がよく、一般的には同系色相の【濃淡】配色といわれる。

<解説D>
トーンオントーンの多色配色をドミナントカラー配色と把握できる。



<答えE-F>
色調でまとめる配色技法の仲間としては【トーンイントーン】配色や【トーナル】配色、【カマイユ】配色があるが、
【トーンイントーン】配色の基本は同一トーンで選択し、【トーナル】配色は中明度・中彩度の【 中間 】色調のみで組み合わせて配色をする。

【カマイユ】配色は色相・【 トーン 】が近似しているもので、曖昧な配色効果となる。

<解説F>
トーンイントーンの多色配色をドミナントトーン配色と把握できる。



<答え(全文)>
多色配色に統一感を与える配色技法の基本は、「色み」でまとめるか「トーン」でまとめることを考えればよい。
前者の方法はドミナント【カラー】配色、後者の方法はドミナント【トーン】配色というが、ドミナントとは【支配的な】という意味である。
色みでまとめる配色技法の仲間としては【トーンオントーン】配色があるが、この配色はできるだけ明度差をとった方がよく、一般的には同系色相の【濃淡】配色といわれる。
色調でまとめる配色技法の仲間としては【トーンイントーン】配色や【トーナル】配色、【カマイユ】配色があるが、【トーンイントーン】配色の基本は同一トーンで選択し、【トーナル】配色は中明度・中彩度の【 中間】色調のみで組み合わせて配色をする。
【カマイユ】配色は色相・【トーン】が近似しているもので、曖昧な配色効果となる。